「優しい嘘」の条件って何だ、と考えていきます。「騙す」「嘘を吐く」「誘導する」という意味では、他人を支配する悪逆非道な行為と捉えるのが通常に思えますが、大多数の人が「優しい嘘」のことを高度なコミュニケーションとして褒め称え、しまいには「詐欺」レベルの嘘まで認めろ、みたいな主張に転換を始めます。
思えば、置かれた環境の違いなのかなと思います。僕は今まで正論を真正面から言えばその倍は返ってくるような状況の方が多かったですが、ペットの犬に諭すように語り掛けるのであれば、「100%分かってもらえるわけではない」という前提は当たり前のものとして育まれやすい。そして、どうせ伝わり切れない部分は別に「嘘」であってもなんら支障ないよね、という”習慣”として身についてしまいやすい。「ペット扱い」くらいの感覚であれば、たとえお客様相手でも騙しても支障ないでしょう。
答えまでは欲していないパターンも多いらしいですし。スカしカマしテクニックは、そのずらしと焦らしこそがメインコンテンツであるパターンもある。「嘘」を求められていることもある‥。実情が不足している存在であれば。
楽な業界へ移動しているようで、今までは強敵とばかり接しすぎていたのか‥。ペットレベルだと感じられるほどの、すさまじく弱者と思って接するくらいが「気が利いてる」つまり、「洒落の分かる」人間と言えるのかもしれません。番犬に勝てるのか?といえば、数匹の番犬はこのまえ倒してますので、ええ‥。
もはや僕レベルでも体力あるレベルになる高齢化業界になってきてはいるし‥。労われ!労え!こんでええねん、土日祝‥!
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