ここのところ加害者やアンチに向けた書き方ばかりになりがちではあったので、少しライトな感じのものも混ぜておきましょう。なぜか無関係なはずの人も読みに来て、しかも「自分に言われている」と感じてしまうパターンもあるようですので、無害な人まで巻き込むのは避けておきたい。僕が加害者の通称として”オレら”を多用するように、「オレはその”オレら”側で間違いない」と確信する層が一定数存在するようです。逆に、僕は僕でしかないので”オレら”という呼称はあまり使わず、「僕ではないな」の判断をするケースが多いのですが。
そうはいっても、僕が求めているのが”平穏”だということを「建前だ。嘘だ。本当は全国を虎視眈々と狙っているに違いない」としか捉えてくれない人には、結構熱心に繰り返し「全国とか狙っていません。目指していません。のんびり無難に働いてそれなりの給料が貰えれば良いんであって、それだけだとしても精神障害者には多少のストレスと疲れを伴ってしまうんです」といっても理解されにくい。
そして、僕にも長く接さざるを得なかった”属性”というものがある。その要素は僕を構成する一部にしかすぎませんが、代弁者として擁護に回る程度には関わった”関係者”であるパターンもある。しかし「精神障害者」として存在している以上、この擁護がむしろ不快で加害カウントになってしまうこともあるんですよね。だから、真に優しさを示す際には必要以上の指摘は止め、「放置する(あるいは距離を保つ:見守る)」が最善なケースもある。ところがこれを長く続けると広告の単純接触効果のごとく、「加害だとしても多く関わった人間との絆が強化される」という負の連鎖が発生してしまう‥。
最初の一年くらいは、信頼度がマイナスレベルまで落ち込んだとしても、遠慮なく言うべきことは言ってしまった方が結果的には良いんですよね。禿げてると思ったら「ハーゲ」って言ってあげた方がむしろスカッと明快で嬉しい、という人もいるじゃないですか。「いや、あえてこんな形に剃ってるんだ」という主張をしたい人もいるかもしれないし。「まだ生えてきている。毛根はまだ生きている‥!」と熱く語られることもあるかもしれませんし。ちゃんと返しが控えているのにハゲ呼ばわりをためらっていてどうすると言う話。
4年くらい務めた会社での3年目くらいから、「最初の頃から大分人が変わったね。丸くなったというか、近づきやすくなったよ」と言われたことがあるのですが、僕自身の対応は何一つ変えた覚えはありませんでした。おそらくですが、勝手に高給を貰っているはずだと思っていた層が実は自分たちの方が遥かに貰っていることが浸透していきつつ、そして単純に嫌がらせのバリエーションも尽きてきたのでしょう。さらにいえば、僕の言い回しに彼ら・彼女らが馴染んできたというのもあるかもしれない。僕は僕で、社内処理的なことを把握していけばちょっと気を利かせるくらいのことはする程度の人間性はあるし、同じ仕事をできる環境があるならそれをより良くしようという努力くらいはする。
転職したてなんて本来赤ちゃんみたいなもんです。給料が発生するし即戦力なんて言葉もあるからそうはさせない、という風潮が強いだけで、「別にいるだけで良い」レベルではないことまでいきなり何から何まで求められても‥という所はある。おんなじシステムを使っていても「使う機能も捉え方も違う」というパターンは何度も見てきた。そんな暗黙の了解部分にまで踏み込むのはまあ、数か月は様子を見た方が良いと言うのが今までの僕の経験上確かな事です。育つどころか産まれる前に殺す権限を彼ら・彼女らは所持しているのですから。生殺与奪の権は、しばらく握らせていなければならない。
何人もこれまでに人が辞めてきた現場であるなら、むしろ現場の方に何らかの問題を抱えているのだと推測するのは当然。僕も僕で問題を抱えているわけで、「今度のいじめは何パターンかな?」といつもいつも楽しく遊んでいるわけではない。気分ひとつで職を降ろされる身分ですしね。なんの爪痕も残さず渡り鳥するのも僕の目指す平穏の一種ではありますが、”オレら”の興味関心がそれを許してはくれない。
別にその”オレら”にすら、僕が含まれている可能性を考慮してくださっていいんですけどね。ビー・ロングッ‥!伸びしろ少ないとはいえ、まだまだ発展していきますので‥!
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