人からのおススメの曲って、自分では多分聞かなかったかもしれない出会いであり、こういう楽しみ嬉しみがカラオケの歓びであったりしますよね。まあ、最近はもっぱら一人カラオケですが‥。
テレビの歌番組とかをあまり見なくなってしまったのもあり、最近の曲を聴く機会はなんらかの主題歌とか、そういったものだけになりがち。それでもそれらを全部追えてる層はむしろ積極的な部類であり、以前に「10代・20代が聴く曲を歌えるようにしている。28歳くらいが話が合って丁度良い」みたいに言っていた60代くらいの人を「無理して若作りしなくても‥」と冷めた目で見ていましたが凄い人だったんだなと改めて実感。
ちなみに、僕の28歳は一部上場企業の追い出し部屋にいつつ電験2種に試験合格したあたりです。バイにお遊びで言い寄られつつ、職場に好きな女性がいてある種「会社に行くのが楽しい!わくわく!土日祝が辛い!」という今では考えられない謎感覚を身に着けていた時期でもあります。仕事内容的には今の方が楽なんですけどね。
今思えばケツの穴くらい防御できるんだし、必要以上に恐れるほどでもなかったな‥辞める必要なかったかもな‥とは思いますが。当時としてはガチで辛かったし、男が男にセクハラ受けるとか取り合ってもらえない時代、相手もレア資格を所持している会社が切りたくない人間、僕も「実務経験でしか取れない部類の資格」をもっと固めて行って「むしろ相手を追い出してやる」くらいの人間になれたらな、というのはある種当時から継続している仕事観なのかもしれません。つまり、28歳くらいの時から僕は別に進歩していないわけで、同じく閑職に追いやられていた60代くらいの人が言っていた「28歳くらいの人が話が合う」はあながち間違ってもいないんでしょうね。
歌と共にその時期を思い出すこともあります。まだ土日祝が休みで、カラオケもその辺でフリータイムとかしていた時期ですね。平均点自体はカラオケ機種の採点が甘くなったことを加味しても上昇しており、細かな小手先の技術自体は身についていっているのですが。当時思った「最新の曲を、本当の意味で楽しめてるのだろうか‥?」は、「別に今の自分が感じることをそのまま捉えても問題なく楽しめてると言えるな‥」と、ある種歌詞の意味も特に考えなかった当時からすればむしろより楽しめてると自信を持っても良い所ではありますが。でも当時感じた「それって若作りみたいなもんだよな‥」は一部の真実であることには違いないでしょう。
若い血を飲めば寿命が延びると言います。エキスは空気でも吸ってりゃいいんですよ、コロナ化で学んだろ‥。僕はそのエアロゾルだけで十分。その表層だけでも、僕には新しいのだから‥!
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