ブログをやっていると「クリエイターぶっているのか!」「貴様は何も産み出していない!」みたいに主張してくる人もいるんですが、全人類SNS社会の今、何一つ発信していない人なんて存在するんですか‥?二次創作界隈をいくら叩いたところで、攻撃的な言い回し一つとっても誰かのパクリであることは必然。「オリジナリティ溢れる独創的などんな規約にも反しない発信」ってもはや”存在が”個性なのであり、己が”傑作”、つまり己が”アート”というやつですよね。だからこそ、著作権うんぬんより「成りすまし」に不快感を感じる人が多いわけで。己の名義でありふれた発言を繰り返すだけなら別にどうぞご自由に‥ではありますが。
だからむしろマイナンバーカードには賛成の立場でないとおかしい。マイナンバーカードに反発している人って要は「成りすましすることで恩恵がある側」の人間ですよね、確実に。「万引きはライフハック。万引きを日常的にしていない人間は信用しない」みたいな主張が流行ったようですが、結局その被害額分を上乗せして価格に転嫁されたものを支払っているのは真っ当に購入している人であり、「信号無視したことない人なんておかしい」という理論のおかしさは、極論「人を殺したことない人なんて存在するの?そこらじゅうにクソ野郎がいるのに?嘘つきだね、殺しとこう」みたいな理論にどうしても発展してしまうのです。どうせなら他人の害にしかならないのに自分だけ得しているような存在を確殺していきたいですよね。
まあ真面目な話、車の運転免許証だけが身分証として多用されすぎていた社会はちょっとおかしかったんですよ、実際。地方都市だって職種によっては車必要ないじゃないですか。別に顔写真付きの公的資格なら持っている人もたくさんいるはずなのに、「業務ルーチンだと運転免許証のコピーを貰うように言われているので‥」みたいなケースが今までは多かった。住民基本台帳カードを経て、マイナンバーカードという便利なものができたのだから、未来の「車は運転しないが身分証明書は多用する」という人たちも得だし、当然免許返納もスムーズになって言うことなし。
現状管理しきれていない状態は確かに容認しがたいですが、その進んでいる方向自体は間違いではないと思えるはずです。身分証用途のためだけに要らん勉強をして金まで払っていたわけで、それからすると大きな改革、革命と言っても良いですよ。交通安全なんて義務教育で習うのにぶつかりおじさんは減らないし、「信号無視したことないとか人として信じられない!」みたいのがむしろ主流とされてしまうくらいなんですから。愛の信号無視をいかにスカして決めるかみたいなことばかり常時考えているから、保険としての身分詐称がむしろ当たり前、誰もがやってる、なんて発想になっちゃうんですよ。
「万引きされる隙を作っておこう。貧しい憐れな”可哀そうな人”のため、このワタクシの温情ですわよ!」みたいな店が存在するのも確かな事実ではあるでしょう。しかし、その上で真っ当に支払いをした上で購入している人が多数派であるのももう一つの事実。軽犯罪と侮るから減らないんだ‥。不倫が死罪だとしたら、お前ら本当にやり遂げる覚悟があっての事だろうなッ……!
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