何の話かと思えば、どこかで聞いたような話だったりするしね‥。

「職場で気の合わない人との沈黙が辛い。だから不快だし心を開いていないけど話しかけるようにしている。そうすることで人間関係の大半は解決してきた」みたいな言説を複数個所で同時多発的に見かけました。僕にも経験があります。そう、もちろん話しかけられる側として。

大前提として、僕は多言症のカウンセラーとしての時給は発生しないわけです。好きとか嫌いではなく、人にあまり興味がなく、極力必要もないのに関わりたくないという人間は一定数いますが、彼ら彼女らからすれば「沈黙が辛い→私が辛くなったのは私を無視しているこいつのせいだ→こいつに攻撃されている!」という思考回路のようです。当然僕側も、「無意味に話しかけられるの辛い→僕の個人活動が妨害されるのはこいつのせいだ→こいつに攻撃されている!」という流れとあえて言っても問題ないわけです。どちらかが攻撃をしてしまうことは確定ですが、正直こういうタイプには若干好きになれない独特の特徴があったりするんです。

まず金持ちの生まれであることが多く、若い時に旅行を武者修行と称してたくさんしており、文化的な教育をいやいやながら詰め込まれ、外ごもりと称して外向けにパッションを飛ばすのを得意とするインフルエンサータイプ。話もたしかに平均よりは上手いことが多いのですが、会話をする気がない人にも話しかけないと気が済まないという性質から、「その人のプライベートをストーカーまがいの行為で調べる」という段階に100%到達します。100%だと断言して問題ありません。例外はありませんでした。

大体そんな避けられない環境に置かれるのは移動不可状態な職場でしょうけど、だったら「仕事」という共通の話題があるはずだと思いませんか?なぜか、「プライベートを調べる」という手段を取る点がこういうタイプとの会話は極力速攻で終わらせた方が良いと思わせてしまう原因でしょう。これ、あまり行き過ぎるとセクハラになる点に気付いているのか、気付いていないのか‥。「文化風俗の武者修行」をしている人間は高確率でバイなので、性別は関係ないセクハラが発生するんですよね。

雑談が嫌いと言うほどでもないのですが、「沈黙が不快だし攻撃されていると感じるから、こちらの圧倒的善意によって”この私が”話しかけて差し上げてるのでございますわ」という気持ちでいるなら沈黙で本でも読んでる方が遥かに幸せだし、不同意でこちらのプライベート領域に踏み込んでくるのは、少し冷静に考えたら「攻撃しているのはどちらか」は明白な気がしますが‥。いつでもこちらのプライベート情報を脅迫のごとくほのめかしてくるような相手と、それを常時警戒しながら「アイムストレート」を主張し続けなければいけないんですか?察して欲しいとかじゃない。あなたに届けたいものなど何もない、というケースの方が多いはず。外向きに影響力を向けがちな操作系には理解しづらいかもしれませんが、「関わりたくない」は「攻撃ではない」ことがイコールで結びつくのは、決して不思議な事ではないのですよ。むしろどうぞスマホでも弄っていてください、という気遣いの時すらあるはず。

それとも、僕のマイ・フェイバリット・スマート・フォン・ロイヤルよりも、あなたの価値は上回っていることが確定的事実だとでも‥?職場で性活するのはお坊ちゃん企業だけにしといてください。僕はそんなサービスを受ける側でも、ましてや提供する側でもない。サービスなら、「要りません!」

コメント