「AIとの対話?日本語でOKw」の時代ではまだまだない、古い設備管理だって必要なんだ‥。

結局7月末で退職することになりつつも、今回の転職で学んだことは何だろう?と考えたとき、「常駐現場での時間経過」だったのではないかと思ったんですよね。

前前職で巡回や遠隔管理での物件数をこなすこと自体は経験しており、「広く浅く」はある程度満足はしていた状態。短期での常駐経験に意味はあるのか?とも反省するべき点はあるのですが、冷静に考えると前職含めての直近3年間程度で常駐物件を4現場経験、横に広い物件、新築立上げ物件、意外と未経験だったスポネ物件、築年数古めの熱源あり物件。「普段の設備の通常稼働を見る」という蓄積だけでもありがたい所、短期間で割と多種多様な側面からの経験蓄積ができたのではないでしょうか。

資格を先に揃える手法を多用してきた分、「実務経験が不足している‥」という主張をしてきがちだった僕ですが、巡回管理や遠隔管理での経験まで含めてしまえばもう10年くらいにはなってしまう。ベテランだ‥。いや、できないことの方が少なくなっているはずなんですよね、本来‥。転職ばかりしているからいつも新参者としての立ち振る舞いをしてはいますが‥。

電気工事業から入った自分の職歴、「建築・設備・電気の全体を見る」という理想を掲げ、比較的労働環境も良いビル管理という業界を選んで歴を重ねてきていますが、いまだにまだまだ深い部分があるなという感じを受けますね。今回は、意外とIT化された手法で陣地を築いている人も存在しており、今になってAIとかほざいている僕を嘲笑うように、「これが解けんのか、ん~~~???」してくる業者もいた。僕自身の専門は本来制御や情報系とはいえ、実務で全く活かしきれていないばかりか、趣味のブログさえあんまり凝ったことしてきていませんでしたが‥。8月からの離職で資格を取っていく際に、生来の強みを補強していくべく、情報・通信系資格も少し含ませていきたいですね。

不足していたと勝手な自己認識であり続けた「実務経験」は、むしろベテランとも呼べる歴になりつつあった。であれば、得意なはずである「お勉強」、そういった方面から鍛え直すことに再度集中しても良い。心置きなく、それが今やるべきことだという実感がある‥。実務経験にも単純接触効果ってあるんですね。

それならば、「AI」も、「単に触れるだけで」、半端なお勉強よりも深い部分で自分の血肉としていけるのかもしれません。体が資本‥。ここで過ごした風土は、10年前とは違ったとしても。もう僕の居場所はここではないのだと、そう思い直すのも必要な”体験”ですね‥!

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