個体差

多様性の話ではございませんのでよろしくお願いします。個体差の話。

ブログでは一般論的な話にしようとしているわけではなく、具体的なプライバシー丸出しの話がしづらいのでこういう形になりますが、要はその個体差の中の、自分の観測範囲内・認識範囲内の話をしていますよ、ということが言いたい。というかその前提を無視する人は見ないで欲しい。

「よっ!大統領!」という言葉がありますが、果たして自分や自分の周囲の人間は大統領まで目指すでしょうか。目指さないからこそ、気持ちのいいおだて言葉として喜べるんですよね。例としては極端ですが、そういうのは初めから捨てている。それが少しずつ積み重なって取捨選択されていったものが一種の個体差になり得る。

その選択の仕方は人によって違うし、全く同じ選択をしても個々人の特徴にも差があるんだから結果も異なってくる。「何者かになりたい」なんて言葉が少し流行った時期がありますが、全く同性能の人間なんて存在しないでしょ、という話で。手だけ見ても爪の形とか指紋とか手相とか違うのでは。物理的な個体差、環境の個体差、重なり過ぎれば差別にもなりますが、差別に至らない未病的概念の個体差って存在するわけで。繰り返しますが性的な多様性の話を除いたとしても、です。

こういう概念って、詐病と密接に絡んでいたりしてややこしい。実際に症状がある病気と、単純な個体差は別概念であり、それぞれについて別個に考えなければならないはずなのに、「病気は存在しない」みたいなトンデモ理論が飛び出したりする。あなたでは観測不能なだけだと、素直に言えよ‥。下から見えない景色があるように、上から見えない景色もあるみたいな話ですかね。

人それぞれ、大統領でありたいのか、棟梁でありたいのか、大黒柱でありたいのか。目指すものが違えば、やるべきことも、取り入れる意見も、見ている世界も変わってくる。様々な人がいる世界で、少なくともこのブログは大統領を目指すような人間に向けて書いているのではないことは宣言しておきます。

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