死角

悪人というのは他人の視点・思考を読み解くのが得意です。なぜなら、人や規則の盲点を突くのが悪事の基本といっても良いからです。「卑怯な!」「狡猾ですね」「なんと悪辣な」……彼ら彼女らにとって、これらは全て誉め言葉。「加害の意思」を躊躇なくモテる時点で、「才能アリ」なのです。

人間は死角から攻撃されると大ダメージを負ってしまうわけで、攻撃より防御の方が難しいのは当然の事。視点・思考を読むのが得意といっても、個々人に合わせて完全にカスタマイズしていることは少なく、「よくいる人」を具体的に想定しているにすぎないパターンが多めのはず。だったら、「変な人」であり続けることは、防御力を高める効果があるということ。

真っすぐ生きているだけで相手の裏をかける‥。「いつもと違う所がかけちゃうッ!」‥それが理想。シンポゥテンポゥコンプレックス。おんなじことの繰り返しで生きても良いんですよ。そのうち、「そんなこといつまでも続けてる奴誰もいねぇよ‥」という域に達すれば、キャピタルの使用なんて不要になるはず。

心の‥魂の反り返りとは、新たな生まれ変わりではなく、真っすぐ進んでいく先で弧を描いているだけかもしれませんね。

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