経験と方向性

お金で経験は買えるうんちゃらのツイートを見ました。同時に、努力の方向性の違いも努力不足だとのツイートも見ました。

金で経験を買っちゃう人の欲しがる経験の方向性なんて、大抵ワン(3)パターン‥。「遊び」か、「権威」か、「初体験」くらいではないでしょうか。要するに、これらに極力該当しない経験を身に着けていくようにすれば、こういった人たちと価値合わずに済む。お互い、一緒にされたくないでしょう。

普通に考えて、「したくはなかったが、せざるを得なかった」という経験の方が後から活きてくることが多い。「苦労は買ってでもしろ」なんて言いますが、金持ちは耳にタコができるくらいこれを聞いてきてるわけで、本心から苦労を素晴らしいものと思ってる人なんていないのではないでしょうか。前職のボンボンが「苦労する」ということを侮辱の言葉としてチョイスしたことは、僕にとって新鮮でした。いやいや、買ってこなしとけよ‥。

まとめると、「大して面白くもなく」、「ずば抜けて凄いわけでもなく」、「すでにやっている人が多く目新しさがない」、これら全てに該当するようなことを徹底的に経験するようにしていけば、戦うべき場所を間違えずに済むはず。

資格の実務経験でいうなら、「電験2種は金持ちの親に頼んで実務経験積ませてもらった」という人と仕事したことがありますが、「電気って回転で表現できるんだね‥!」とすごい真理かのように何度も言っていた人でした。発電機とかモーターって見たことないんだろうか。回ってるだろ‥。得意の下ネタで、「体位は適宜変化させた方が良い。すなわちレボリューションである」とでも言ってくれれば、「そうか‥!上がだめなら下にイケる‥!DTには盲点だったぜ‥!」とでも返してあげられたのですが‥。

そして1種の実務経験を詐称してしまうと、詐称がバレバレになる。普通はその規模だと基幹ビルだし、ビルに関わる人間はテナント、来客、業者等含めると小さな町とも呼べます。勤務実態がない選任なんてしてたら目立ちまくりだし、実際に勤務するにはフルタイムに近い時間がとられるわけで他の有意義な経験が占めるスペースが減ってしまう。つまり、経験を買おうとする人は取りにこない資格。試験で取っても受験者数も少ない資格であり、知名度的に特にドヤれるわけでもなし‥(普通に関連業務に就くなら別ですが‥)。

この地球で方向性とか気にしてどうする。まっすぐ進めば辿り着くに決まってんだろ‥。迷わず行けよ。行けば理解るさ‥!

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