ありえない言動は、本当にありえないのか。例えば、右回りにしか移動しないと思っていた虫が急に目標を変更し左回りの移動をしたとして、単なる虫の思考の結果であって、今までも場合によってはちゃんと起こり得た事象のはず。
棒が置いてあったら棒に沿って動くだろうとする。しかしそれに沿わない行動パターンも当然ある。椅子が置いてあったらもう少し複雑な動きもする。想定の幅が広がったところで、それ以外の事象も存在するものとして認識しておかないと、通常の動きだけで意外性を突かれることになる。それでは期待に添わない動きが全て突発事象になってしまう。
真に想定外とは言えないものの、盲点を突くようなことを人間は割と多用する。自分の利益のために具体的に他人に悪影響を与えたとしても、嘘であったりごまかしであったり。素直に生きていたらこすいやり方は考慮からそもそも外していたりしがちですが、常に「起こり得る」と想定しなくては泣きをみるのは自分自身。騙されてからでは遅い‥。
一番大事なのは何か‥?猜疑心‥?いえいえ、リアルを生きそれでも負けぬ、諦めない心です‥!